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こちらでは、八百屋テクテクが販売している野菜・果物を紹介しています。八百屋さん目線で、大まかに分類しています。野菜・果物は大変種類が多く、また細かいですが、分類別にすることで、その野菜の特徴が見えてくるのです。
いったい、野菜・果物は、八百屋さん目線ではどのように見えているのでしょう?

 

※こちらでは、八百屋テクテクで扱っている野菜・果物のみ品目に掲載しています。品目にない野菜は、どの分類に当てはまるのかを想像してみてくださいね。

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完熟した果菜類

この分類に当てはまる野菜は、例えるなら「成猫」です。成猫は、かわいさとカッコ良さという、愛すべき要素を同時に兼ね備えています。また一匹でも気ままに生きていけますし、群れの中でも仲良くできます。同じように、完熟した果菜類は、美味しさと栄養価という、野菜として最も嬉しい要素を同時に兼ね備えており、単品で食べてもよし、お料理の具材として使っても良しと、大変使い勝手のいい野菜たちです。

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未熟な果菜類

成猫に対して「子猫」は、可愛らしい一面に特化しており、また群れの中でお世話されて生きています。成猫のように、どちらもこなせるわけではないけれど、その一面が特に愛らしいのが子猫です。未熟な果菜類とは、まさに子猫のようです。文字通り未熟なうちに、苦みが少ないうちに収穫したものを美味しく食べるというコンセプトの野菜です。未熟な分、ビタミンやミネラルといった栄養価は少ない傾向にあります。また単体でそのまま食べるより、他の野菜や調味料と合わせて食べるほうが活きる野菜でもあります。

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いも類

いも類は例えるなら、「調理過程のパン」です。パン生地は、このままでは食べられませんが、オーブンで加熱することで、美味しく食べられるようになります。いも類もまた、加熱により、中のデンプン質が美味しく変質するのです。

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いも以外の根菜

いも以外の根菜は、「完成したカラフルドーナツ」を連想します。人参やカブなどカラフルなものが多く、またそのままサラダで美味しく食べられます。甘く、糖質が高めなのも特徴ですが、これもドーナツと似ていますね。もちろん、ドーナツそのものではないので、煮炊きなどいろんな料理に使える、自由度の高い野菜です。

冬の暖かさ
結球する葉物

この野菜は、「寒がり」な野菜です。寒がりなので、外にコートを纏い、内には脂肪を蓄えます。こうすることで、厳しい冬の寒さを乗り越えるのです。私たちは、結球する葉物をいただく時は、コートにあたるゴワゴワした部分を取り除いて、中の脂肪にあたる、柔らかくて甘い部分を食べています。もちろん、構造が似ているだけで、脂肪とは別物ですから、たくさん食べても太ることはありません。

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まっすぐな葉物

この野菜は、結球する葉物と比べると、「暑がり」でもあり、「寒がり」でもあるので、夏と冬には枯れてしまいます。温暖な気候でこそ伸び伸びと育つ野菜であり、種類も豊富にあり、どれも栄養素が高いという、見逃したくない野菜たちです。温暖な時期には、様々なファッションを楽しめるのと同じように、いろんな種類の葉物を楽しみましょう。

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香味野菜

「画竜点睛」という言葉があります。竜の絵の中でもっとも大事なのは目の部分という意味ですが、まさしく料理において、竜の目に該当するのが、香味野菜です。香味野菜は、少量しか使わないので軽視しがちですが、この少量の香味野菜があるかないかで、料理の出来が全然違ってくるのです。日々のお料理に香味野菜を入れることを意識するだけで、料理の質はグンと上がります。

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キノコ

野菜、肉、魚。その誰とも「ベストパートナー」となれるのが、キノコです。キノコは野菜と思われがちですが、その栽培方法も栄養価も、まるで違います。農業ではなく、林業の管轄になります。野菜を作っている、普通の畑作農家さんには栽培することができません。この、ジャンルが違うというのが大事で、ジャンルが違うからこそ、お料理で掛け合わせたときに、1+1以上の効果が現れるのです。

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バラ科の果物

私たちが知る果物の中で、もっとも多いのが「バラ」科の果物です。どれもバラのような高貴な香りがします。また、綺麗なバラには棘がある、なんて言葉もありますが、種には毒素を含むものもあります。食べられる部分と、食べられない部分がはっきり分かれているのが、この分類の特徴です。

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柑橘系果物

柑橘といえば、みかん以外に思い浮かばない人もいるのではないのでしょうか。でも八百屋さんから見れば「アイスのフレーバー」のように、様々な特徴に富んだ、本当に多種多様な柑橘があるのです。甘みの強いオレンジ類、苦みが特徴のグレープフルーツ類、皮ごと食べられるキンカン類、皮が手でむけるミカン類、日本古来の八朔など雑柑類、柑橘同士を掛け合わせたタンゴール類、スダチなど香味柑橘類と、大きく分類したとしても、これだけの種類があります。

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瓜系果物

メロンとスイカが該当しますが、これは「水」を連想させます。水分も多いですが、利尿作用があり体調を整えてくれるカリウムも豊富です。普通の水をただ飲むより、身体の水分の循環をサポートしてくれるあたり、普通の水より「水」らしい、と言えるかもしれません。

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ブドウ

八百屋さんにとっては「宝石」に見えます。ハリのある色艶といい、透き通るようなみずみずしさといい、太陽の光を受けて燦然と輝くその姿は、「宝石」以外に例えようがありません。多種多様な品種が開発されているおかげで、形状やカラフルさもまた、私たちを楽しませてくれます。その渾身の一粒一粒が、私たちを幸福へと導いてくれるでしょう。

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​​柿は、日本古来の果物であり、ビタミン、ミネラル、食物繊維が大変豊富な果物です。まるで「豪華な装束」を連想させます。柿は地味な食べ物と思われがちですが、厳しい冬の保存食として重宝されていたこともあり、昔から日本人に寄り添っていました。

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